葬儀の灯篭の価格

 

費用を考える上ではこの灯篭のランクも検討しなければいけません。

葬儀では灯篭を使用しますが、みなさんもカタログなどを見れば価格の開きが随分とあることがわかると思います。

 

葬儀での灯篭の意味とは?

 

通夜の時点から設置することが多いと思います。

この意味としては

 

「故人の霊があの世に行くために迷わないようにするため」

 

というものとされています。

あの世に到達するのはおおよそ3日とされていますが、厳密にいえばこの3日間だけ灯篭を飾れば良いことになります。

意味としては他に通夜や葬儀における松明や線香と似たものがあるといえるでしょう。

ともに故人の霊をあの世に到達させて、次の人生に備えるという意味になります。

 

参照

葬儀では線香を絶やしてはいけない理由

葬儀の引導でなぜ松明を使うのか?

 

灯篭の種類

 

まず設置の形としては吊り下げるパターンと、床に設置するパターンとがあります。

私の知る限りは床に置くタイプのほうがよく使用されていると思います。

昔は実際に火をくべて光るようにしていましたが、現在はほぼ電気形式です。

電気によって光が回転するようになっています。

 

灯篭の価格

 

葬儀社と契約をしたときに打ち合わせの段階で

 

「灯篭のランクを含めた葬儀の内容」

 

を決定していきます。

 

参照

葬儀の打ち合わせ内容や項目はどのようなものがあるのか?

 

単価が最も大きいのはおそらく祭壇だろうと思いますが、他にも棺や今回の灯篭も上下してきます。

 

参照

葬儀の祭壇の意味と中古祭壇の正当性

 

上を見ればきりもないのですが、最低価格は1万5千円前後といって良いと思います。

多くの場合、2本使用することになると思うのでこの価格の本数分が必要となります。

個人的には豪華なものというよりも、故人の霊の足元を照らすという意味のものであるので、光れば問題ないと考えます。

またこの1万5千円という金額も高いと思う方の場合は、最近ではネットでオークションなどでさらに安く購入することもできます。

ないよりかは遥かにましなので、どうしてもという場合には中古でも良いので光るものを購入しておくと良いと思います。

 

灯篭はいつまで使用するもの?

 

ちなみに私の知っている葬儀社はサービスも必要最低限で価格も安くということをモットーにしています。

そこでは灯篭はレンタル形式にして費用を抑えています。

そのため葬儀後に自宅に灯篭が残ることはありません。

しかし灯篭を買取形式にして自宅に持ち帰る場合にはそれをいつまで使用しても良いのか?ということがしばしば問題となります。

ある宗派では3年で廃棄しないといけないと言っているところもあるようですが、特に気にする必要はないと思います。

光るという機能であり、長く使用して罰が当たるということもないでしょう。

お盆にはずっと使用しているという地域も私は知っています。

どうしても気になるという方はお寺に相談をして3年などと時間を区切って廃棄を依頼すれば良いと思います。

また葬儀社の方のその地方や宗派で灯篭の扱いがどう違うのかを質問して問題ありません。

葬儀がすでに終わっていてもこのような質問には回答をしてくれると思います。

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