多くの方は亡くなってからバタバタと手続きなどを進めていくことは多いです。
人生の諸事一般、準備が重要です。
葬儀もまったく同じことがいえます。
できる準備はいくつかありますが、互助会に加入しておくということもあるかもしれませんが、何も互助会に入っていなくてもできることはあります。
参照
葬儀社を決めておく
もうすぐ亡くなろうとする方に今までどのようなお世話になってきたでしょうか?
葬儀とはこのようなお世話になった方の人生の卒業式といって良いと思います。
何も豪勢に費用をかける必要はないですが、落ち着いて本人に喜ばれるような葬儀をしたいところです。
幸い、今回は生前にということでしっかりと準備をする余裕もあるといえます。
まず一番最初に行うことは葬儀社を決定しておくことだと思います。
費用が安いところという方もいますが、費用のみで決定するのは良くありません。
葬儀社選びのポイントは
「故人の人生にふさわしい葬儀を提案する能力があること」
だと思います。
それには事前に葬儀社を決めておくということは非常に良いことだと思います。
生前準備の良いところとしては、費用やその内容などを余裕を持って比較できるということです。
おおよその葬儀イメージは持っておこう
いきなり喪主になるといっても何も決まっていないではいけません。
最低限見積もりを取るとしても以下のような点はイメージだけを持っておくと良いでしょう。
- 宗教
- 予算
- 参列者の数
予算はともかくとして、宗教や参列者となると本人しか知らないようなこともあります。
仮に子供が喪主をするとしても事情を知らないということも多いでしょう。
まだ生前ということで事情を知っている方(たとえば親戚など)に聞くのも不謹慎と怒られるかもしれません。
そのためエンディングノートがあればそれを参照し、なければ知っている限りの情報をもとにこれらの要素を考えておきます。
葬儀社の資料を取り寄せて置く
昔は生前に葬儀資料を取り寄せるということは不謹慎とされてきました。
最近ではこのようなことは少なくなり、資料を取り寄せることはできます。
このサイトの下のほうにも無料でパンフレットを請求できるようにしています。
見積もりや資料請求は基本的に無料のところが多いようです。
見積もりが気に入らないと違う葬儀社の資料も取り寄せよう
上記で3つの葬儀のイメージを持っておこうと紹介しました。
しかし見積もりをとってみれば、予算オーバーをしていたりして気に入らないこともあるかもしれません。
このようなときに生前なのでまだ時間はあるはずです。
違う葬儀社の資料や見積もりもとっておきましょう。
数社取り寄せをすると条件に合ったところが見つかるはずです。
あとはいざという日に備えてそれを保管しておくと当日はバタバタとはしないはずです。
見積もりにかかる時間
普通の葬儀社だとほんの30分もあれば出してくれます。
もちろんその日が葬儀の当日でバタバタしていることもあるかもしれませんが、数時間で出してもらえるはずです。
葬儀の見積もりは契約の予約?
まれにあるトラブルとしては
「見積もりをとったことで葬儀の予約となるならない」
というトラブルです。
葬儀社によっては見積もりとはつまり契約予約であると解釈をするところもあるようです。
見積もりをするときには、契約ではないと明示しなければいけません。
葬儀の見積もりの金額に安心はしてはいけない?
しかしこの費用額を完全には信用してはいけません。
というのもどこまでの費用が含まれているのかがわからないからです。
別の記事「葬儀にかかる7つの費用をしっかりと押さえよう」でも紹介していますが、葬儀費用にはいくつか分類することができます。
- 基本費用(葬儀本体費用) 20万円~
- 斎場費用
- 火葬費用
- 車両費用
- 返礼品費用
- 飲食費用
- お布施 1万円~
このうちの基本費用の見積もりであって、その他の費用は含まれないことが多いからです。
ですので見積もり額よりも高くなるのは普通でしょうし、トラブルが多い部分でもあります。
見積もりをするときには、どこまでの費用が含まれているのかの葬儀社への確認は重要だと考えてください。
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