- 棺
- 看板
- 遺影
など葬儀にはランクがあり、そのランク次第で費用は上下してきます。
参照
その中でも最も費用の単価が大きいものとしては祭壇があります。
最近ではオークションといって中古の祭壇を購入して自分の葬儀で使用する方もいます。
今回はこの点について紹介しておきたいと思います。
祭壇の意味とは?
これは
「祭壇の一角の空間を死亡後の世界に見立てて、早く成仏できるようにする」
という仏教思想から来ているとされています。
お寺の本堂も葬儀の祭壇と同じような意味があり建立されているといわれますが、要は成仏のためとされます。
参照
仏教への信仰が強い人には大変重要な機能を果たすものですが、そこまでの信仰心がなければ特に重要性も感じないかもしれません。
費用的には葬儀の中ではかなり金額の単価は大きく、この祭壇のランクや大きさをどうするのかで大きく費用は違ってきます。
オークションで祭壇を格安で購入できる
さてこのような背景がある中で
「中古の祭壇」
をオークションなどで購入できる時代となりました。
罰当たりという方もいるでしょうし、葬儀費用が安くなったと喜ぶ人とに評価は分かれるようです。
この点について私の考えを紹介したいと思います。
中古祭壇でも問題はないとはいえるが・・・
葬儀とは故人の卒業式ではありますが、やはり喪主以下の見栄や気持ちの問題も多々あります。
特に祭壇は写真などとなって後からもその金額などもわかることもあります。
この点、やはり親戚などからの評判、また葬儀後の自分の後悔の気持ちを残しそうという場合にはやはり新品の祭壇を葬儀社で用意してもらうべきであると思います。
しかし最近では葬儀費用の支払いがしんどいという方もいることも事実です。
そのような場合には特に祭壇にこだわる必要もないと思います。
参照
そのため中古祭壇で故人にせめて葬儀らしくするということで良いといえます。
要は
「中古祭壇について将来も含めて自分の気持ちを確認する」
ということが重要で、自分でどう感じるのかということをよく確認してほしいのです。
葬儀の本質とはお金をかけることではないですし、心から気持ちよく故人を見送れたのかということだと思います。
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