いよいよというときに費用が非常に不安ということはよくあります。
その理由としては費用の相場もわからない、どの葬儀社が良いのかもわからない、お寺へのお布施もどの程度となるのかもわからないといった不確定な要素が多いからだと思います。
臨終となって何の準備もしていないと、嵐のように病院から火葬場というように流れていくようにも感じます。
いろいろな方の勧めもあって葬儀を終えると費用が予算を遥かに超えていたということは避けるように以下を守って準備していってほしいと思います。
葬儀費用の相場を知っておくこと
日本人の平均はおおよそどの程度でしょうか?
2010年データによれば199万となっています。
参照
しかしこの金額を見て「高い」と思う方は多いかもしれません。
そのためこの数字のみを参考にして葬儀を考える必要もないと思います。
別の数字も上げておきますと
- 家族葬では50万程度
- 直葬では30万程度
で行うことができます。
参照
直葬というものはともかくとして、家族葬の50万という数字を基準にして決めても良いと思います。
この数字はほぼ最低ランクの数字です。
あとは参列者数、祭壇、棺、花、その他のオプションでどの程度金額が上がるのかを考えます。
参列者はともかく、その他は特に豪勢にする必要もないという方は特に最低ランクで葬儀をすれば費用を抑えることはできます。
事前相談をしておくこと
次に2つめの方法です。
まだなじみもない方も多いかもしれませんが、臨終後に葬儀社を探すと自分の予算に合った葬儀とならないことは多いです。
これは時間も体力もない中で、予備知識もなくいきなり葬儀を決めていくことに大きな問題もあるのです。
事前相談の最大のメリットとしては
- 複数の葬儀社の葬儀内容を知ることができること
- 複数の葬儀社の費用を比較できること
- 臨終から葬儀までの動き方が決まるので、当日にバタバタする必要もないこと
- そのため余裕を持って葬儀で故人を送り出すことができること
ということです。
ほぼ葬儀で失敗をしたという人のすべてのデメリットを補えるということがいえると思います。
参照
紹介を受けないこと
- 病院からの葬儀社の紹介
- 葬儀社からのお寺の紹介
これらは便利ではありますが、紹介料にマージンが含まれているといわれています。
そのため葬儀社も、お寺も自分で選ぶということは費用の面でいえば安いものにすることにつながるといえるでしょう。
この紹介をしてもらうことなく葬儀をしようと思えば、事前相談を含めた準備が重要であることも理解できると思います。
参照
余計なオプションを削除しよう
極論から言いますと葬儀に必須なものは火葬することだけです。
病院などから火葬場に直接搬送し、そのまま火葬をすることを直葬といいます。
最小限といえばこの直葬が該当します。
そのためあとは本当は必要ないといえば必要ありません。
(もちろん喪主や故人がそれで満足するかといえば話は別になりますが・・・)
たとえばその他の
- 祭壇
- 花
- 棺
- 死に装束
- 戒名
- お墓
などといったものはオプションとしてありますが、すべて削除することもできます。
法要などもしない人も多いと思います。
葬儀社と葬儀内容を決めていくときに祭壇や棺などのランクを決めるものですが、このときに最低ランクのものでも別にかまいません。
このようなオプションを必要としないということであれば、かなり葬儀費用を節約することも可能だと思います。
しかし上記でも紹介しました事前相談、見積もりなどを時間の余裕を持ってしていないとバタバタとしているのでランクが高いものになっていたりもすることもあるのです。
葬儀費用の補助もあることを知ろう
大きく分けると
- 生活保護 約20万程度
- 健康保険 約5万程度
- 労災保険 日給の50日分程度
といった補助があることもあります。
生活保護は受給している方が対象となり、健康保険では加入中に業務外で死亡したとき、労災保険は業務上での死亡の場合に対象となります。
詳しくは以下のページにまとめています。
参照
かなりの人がこのような申請をすることなく権利を放棄していると思います。
請求できる権利があるのかどうかはよく確認をしておきましょう。
<スポンサード リンク>安く満足の行く葬儀にする方法
キャッシュバックも最大で2万円まであります。
見積もり額は明確に出し、葬儀のコンセプト作りに特に定評があります。