葬儀ではほぼ必要となってくるものの1つがドライアイスといえます。
ただし一般的な感覚からいいますとドライアイスの値段というのはかなり高いように感じるようなものとなっています。
葬儀のドライアイス代はどの程度が相場?
葬儀で1日に使うドライアイスというのはおよそ10キロが目安となります。
その価格は8000円から1万円程度が相場となるでしょう。
ただしこれ以上の価格帯のドライアイス代を請求してくる葬儀社もしばしばありますが、個人的にはあまりおすすめしません。
葬儀とドライアイス代の節約方法
相場の価格帯のドライアイスで葬儀をするのはまず当然として、ドライアイスがそこまで毎日必要な季節かどうかということも節約という意味では重要となります。
さすがに真夏は毎日10キロずつ取り替えしなければいけないとしても真冬にも毎日取り替える必要があるのかというところです。
1月、2月などは毎日のドライアイスの取り替えまでは本当は必要ない地域も多いのではないかと思いますが、このあたりも葬儀社と話し合いをしてほしいと思います。
葬儀までの遺体保存の日数があっても半分のドライアイスの量で問題なくなるので、かなり相場よりも安くなるはずです。
相場よりも高いドライアイスと自分で購入する方法
どうしてもドライアイスが高いところであれば持ち込みして、自分でドライアイスを調達するということもできます。
少量であればスーパーでももらえますが、毎日10キロとなるとそう業者も存在しません。
葬儀までの時間の都合もありますが、ドライアイスを自分たちで調達する方法としては
- 別の葬儀社
- ネット購入、通販
- タウンページでドライアイスを販売している近くの業者
などを当たるというような方法もあります。
別の葬儀社を当たるとドライアイスが契約したところよりも格段に安いということもしばしばありますが、可能であればそのドライアイスが適正価格のところに契約を変えてしまったほうが良いこともあります。
ちなみに葬儀社にいきなり葬儀以外の用事でドライアイスの販売を申し出ても特に問題なく購入できるところが多いと思います。
あまり知られていませんが、葬儀以外の用事でもドライアイスを購入できるところの1つに葬儀社があります。
また意外と近くにドライアイスの販売業者が存在することも多いので、都市部の人でもタウンページで調べてみるとすぐに見つかることもあります。
葬儀とドライアイスの置き場所
ドライアイスの置き場所というのは葬儀社によって違うといえます。
ただほぼ共通しているのは最も腐敗する腹部にはドライアイスを設置するということではないかと思います。
一般的なドライアイスの置き場所としては
- 首の下
- 両頬から肩の間
- 胸の手を組んでいる上
- 腹部の組んでいる手の下
- まれに足首
このようなところになります。
足首には特に置かない葬儀社も多いはずです。
ドライアイスはドライパックといった綿素材のものにくるんで遺体の回りに設置することが多いはずです。
直接むき出しのドライアイスをそのまま設置することはまずないといって良いです。
自分でドライアイスを調達するときの事故にならないための注意点
ドライアイスというのは二酸化炭素を固体化したものですが、真夏に車で運ぶときには二酸化炭素中毒になることもあります。
ときどきドライアイスの運搬中の事故も起きるのですが、
- 短時間で意識を失うこともある
- 空気中の二酸化炭素の濃度が30%を超えると死亡する可能性も出てくる
ということで必ず換気をして運搬するようにしてください。
真夏はエアコンをつけて密閉してしまうことも多いので、ドライアイスの運搬中は暑いですが窓を開けて走行しなければ大変危険です。
ドライアイスの値段と葬儀を安くする方法
葬儀を安くするには事前相談をして時間的な余裕がないといけません。
- 事前相談をする
- 病院などの葬儀社の紹介を受けないこと
- 余計なオプションを省くこと
- 葬儀費用の補助もあるので利用すること
参照
ドライアイス代でびっくりすることもあるかと思いますが、ポイントを押さえると平均よりも安く、しかも思い出に残る葬儀にしていくことも十分可能といえます。
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