花屋さんで供花を購入し、葬儀場に運ぶように依頼すれば持ち込み料がかかるというように伝えられることがあります。
あまり葬儀に詳しくないと持ち込み料がどのような意味なのかわからないと思いますが、葬儀のマナーなどとともに解説をしたいと思います。
葬儀での供花の持ち込み料とは?
通常、葬儀について外部から花を含めて一切の持ち込みを禁止しているというところもあります。
許可するところでも場所代のような形で、外部から供花を持ち込み葬儀をするときには持ち込み料をかけるというようなところも多いです。
特に互助会が行う葬儀では一切の持ち込みを禁止しているというところが多いと思います。
レストランに入って、自前の食材で料理してほしいというように注文するようなもので、葬儀でも持ち込みに一定のペナルティーを課すというようになっているといえます。
持ち込み料の扱いについて
この持ち込み料については
- 持ち込み自体を禁止しているところ
- 指定の花屋以外は持ち込み料をとるところ
- 完全に持ち込み可としているところ
と分かれるようになります。
葬儀社も大手から中小とあるわけですが、葬儀社の規模と持ち込み料の扱いとに関係性はありません。
指定の花屋とは葬儀社と提携しているようになっていますが、花屋から葬儀社に裏からマージンが入っていることが多いです。
そのために指定の花屋の供花は持ち込みOKとなっていることが多いわけです。
葬儀での供花の持ち込み料の相場
地域などによってバラバラですが、1基500円~2000円前後というのが持ち込み料の相場となります。
花屋さんで値段と花のボリュームを確認していても、持ち込み料がかかるときには実際についてみればボリューム不足になっているということがあります。
これは供花の持ち込み料によって花のボリュームが落ちているというようなこととなります。
供花は花屋?葬儀社?どっちで注文するべき?
花屋で供花を購入すれば基本的に持ち込み料がかかることのほうが多いと思います。
また葬儀社で供花を注文すれば、その費用の中に持ち込み料も含まれますので、多くの場合花屋で注文するよりも安くなるかと思います。
どうしてもその花屋で供花を購入しなければいけない理由がなければ葬儀社で注文したほうが良いかもしれません。
葬儀者の供花の値段の相場はどの程度?
供花の値段も実はかなり地域によって開きがあります。
- 1対 8000円
- 1対 15000円
といった値段はしばしば聞く相場となります。
ただし平均となればまず13000~16000円前後かと思います。
このうち葬儀社の利益は2割程度となっていることが多いのですが、花屋の供花とやはり値段的には変わらないかと思います。
ただ華やかさという意味では花屋での注文のほうが豪華になることが多いです。
互助会の供花は要注意?
供花とともに持ち込みでは互助会ではよくトラブルになっています。
食事なども予想していたよりもはるかに高額で話と違うというようになりがちです。
参照
特にオプションがつくと普通の葬儀よりも高額となることもあるので、互助会経由で葬儀を考えている場合には事前に情報を整理しておくと良いと思います。
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