このような場合にはまず「葬儀社の安置所」に搬送することが一番多いように思います。
しかし故人も一旦は家に帰りたいだろうと思って、またまだ葬儀社が決まっていないといった場合には家ということもあります。
この場合、
- 喪主の自宅
- 故人の生前住んでいた実家
のどちらに搬送するべきかについて紹介したいと思います。
まずは故人の考えを優先する
葬儀とは
「できるだけ故人の希望や考えを優先する」
ということが理想だと思います。
(もちろん費用など状況が許せばという範囲内での話とはいえますが)
参照
そのため故人に最後に実家に帰宅したいという希望があればそれに沿います。
しかしそこまで聞けていないという場合には喪主を中心として遺族が判断することで良いです。
自宅か?実家か?
おそらくこの場合、故人としては実家のほうが住み慣れたところであり、帰宅したいということが多いのではないでしょうか?
この場合、故人の意思をということで実家としたいところですが1つ注意したいこともあります。
それは病院からの距離です。
というのも葬儀社の車両で搬送をする場合、その費用は距離制となっていることがほとんどです。
その費用はすぐに数万となりますし、距離次第では10万を超えることも少なくありません。
費用としては葬儀社にもよりますが、タクシー代の桁を1つ増やした程度と考えても大げさではないこともあります。
参照
「病院などの死亡場所から遠い葬儀社と契約をしてはいけない?」
病院から実家と自宅とで距離が対して変わらないという場合には、どちらでも良いかもしれませんが、結構違うという場合には費用を考えれば近いほうにしたほうが無難といえます。
費用を聞かずに遠いところに搬送するのは後で困ることになることもあるでしょう。
費用なら直接安置所への搬送を検討しよう
車両費は葬儀社に直接聞くと教えてもらえます。
その費用を聞いて驚いたという場合には、直接安置所へということも検討しましょう。
基本的に実家や自宅に搬送すれば車両費は余計にかかる傾向もありますので、費用が限られているという場合にはこの方法のほうが良いと思います。
葬儀社の車両費の問題があるので、自分たちで自家用車で搬送すれば良いのでは?と考える人もいます。
死亡診断書を携帯した上での搬送であれば違法ではないのですが、遺体の搬送は案外大変ですのであまりおすすめはしません。
参照
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