最近の傾向として
「葬儀社に依頼をせずに極力自分たちですべて葬儀をしたい」
というものがあります。
このような場合、たとえば亡くなり遺体を火葬にしようとなりますが、ここで問題となることがあります。
それは霊柩車ではないので、火葬場が遺体を受け付けないという問題です。
なぜ遺体を火葬場は受け付けないのか?
まれにこの質問について言われるのは
「法律違反だから」
ということですが、特に違反の根拠となる法律はなく、違法とはいえません。
そのため死亡診断書と火葬埋葬許可書を携帯しての自家用車での搬送については本当は問題ないのです。
もしどうしても心配な方は警察に照会してもらえればわかります。
まず違法というような解釈は出てこないと思います。
ただ火葬場が受け付けない地域もあるというだけのことなのです。
特に都市部では受け付けない割合が高いように感じています。
では違法でもないはずの遺体の自家用車の搬送をなぜ火葬場が受け付けないのか?ということですが、
- 自家用車での搬送を受け付ける習慣がないこと
- 火葬場も法律に無知な方もいるから
- 余計なトラブルを予防したいから
といったような理由もあります。
そのためどうしても自分で遺体の搬送をしなければいけないといった場合には、火葬場が許可しなと事態が前に進みませんので、まず病院あたりから火葬場に連絡をし受け付けてくれるかどうかの確認をしておくことをお勧めします。
そのときに火葬場の方から注意事項を聞いたなら素直にそれに従うことも必要となるかもしれません。
できれば霊柩車での搬送がやはり望ましい
今回のようなことを考える方としては経済的な理由もあるのかもしれません。
上記のように火葬場さえ許可をすれば特に問題はありません。
ただし遺体を取り扱ったことのある人はあまりいないと思いますが、案外苦労をするものです。
死後硬直もありますし、重量や時間が経過することの腐敗といったこともあります。
結論からいえば慣れていないと搬送も苦労することもあるので、事情があれば仕方もないですが専門家にさっと任せたほうが良いかもしれませんね。
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