遠い葬儀社と契約をしてはいけない

 

最近では自宅で亡くなることはあまりありません。

多くは病院で入院をしていて亡くなるということが多いと思います。

通常はこの病院や葬儀をする予定の場所を中心にしてできるだけ近いところにある葬儀社と契約をするものです。

しかし事情があってこのような場所から遠くの葬儀社と契約をしなければいけないということもあります。

今回は遠くの葬儀社と契約することのデメリットについて紹介しておきたいと思います。

 

車両費用が高額になる

 

まず臨終となると葬儀社から遺体の搬送をしてもらわないといけません。

しかしこのようなときに

 

  • 葬儀社から病院に車を回してもらう距離が長くなること
  • また葬儀社と葬儀場との距離も遠くなることがあること

 

といったような点で車両費が高額になる傾向があります。

おそらくここで車両費といってもタクシー代程度の水準のように考えている方もいるかもしれません。

しかし結論から言いますと、タクシー代に桁を1つ程度大きくして考えるほうが良いと思います。

やはり遺体の搬送ということで特別な搬送処置が必要となり、今回のように遠いところの葬儀社にという場合には○十万となっても不思議ではありません。

車両費については以下のページも参考になると思います。

 

参照

葬儀社をキャンセルしたら高額な請求書が届いた

 

このような理由からまず近いところにある葬儀社と契約をすることのほうが良いと思います。

 

病院からの搬送に間に合わない

 

また他にもデメリットがあります。

病院で亡くなったとすれば、すぐに外に(安置所に)搬送しなければいけません。

たとえば葬儀社の用意した安置所といったところへです。

このときに病院に遺体をおいてもらえる時間は約2時間程度ともいわれています。

 

参照

遺体を安置する場所はどこにするべきか?

 

病院からまず聞かれることは安置所のことであって、このような焦るときに遠方の葬儀社であれば間に合わないということもよくあります。

このような理由でもなるべく近い葬儀社と契約するのが正しいといえるのです。

 

遠くても葬儀社は契約を拒否しない

 

一方で

 

「たとえ他府県といっても葬儀社は断らない」

 

となることは多いと思います。

もちろん遠いといっても常識的な範囲で、県を1つまたぐ程度ではあります。

まず遠いという理由で契約を渋るということは聞きません。

契約自体は可能でしょうし、また葬儀なども適切にやってはくれると思います。

ただ上記のような事情もあって、物理的な限界もあるので病院に迷惑をかけてしまったり、費用に驚くことはあるかもしれません。

 

葬儀社はどの程度のエリアにするべきか?

 

個人的には

 

病院から半径30キロ程度以内にあるところ

 

が葬儀社としては理想だと思います。

事情があって遠方の葬儀社と契約をしなければいけないこともあるかもしれませんが、キャンセル料などが発生しないという段階であれば再考したほうが良いと思います。

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