現在は病院で亡くなるということが多いと思います。
ご臨終となり、まずは病院の遺体安置室に運ばれます。
しかし病院では長く安置しておくことはできません。
理由としては
- 安置室のキャパに余裕がない(せいぜい2体程度)
- 次々に遺体が安置室に運ばれることもある
といったことでせいぜい2時間程度で遺体を病院の外に運び出すように話をされると思います。
そのためご臨終となればまず病院に聞かれることは「ご遺体はどこに搬送されますか?」という質問になります。
自宅に遺体を搬送する?
以前特に昭和時代は自宅に搬送することがほとんどでした。
自宅も広かったことなども理由にあったと思います。
しかし都市部では特にマンション形式の家も増えていて、遺体を置く場所もないということもあります。
自宅に搬送できればやはり自宅に搬送することが望ましいといえますが、そうではない場合に葬儀社と連絡をしておき葬儀社の用意してくれた安置室に遺体を搬送するということになるでしょう。
葬儀社の安置室に搬送してもらう
さてこのときにどの程度事前準備をしてきたのか?ということが問われる第一歩となります。
それは葬儀社の遺体安置室がどのようなものであるのか?また故人を安置する場所としてふさわしいのかどうかということです。
正直にいいますと「ふさわしくない安置室」も多々あります。
たとえば
- 倉庫のようなところ
- 遺族が中に入ることを許されないところ
- 物扱いをするかのような安置室
など遺族からすると「とてもこのような安置室においておくことはできない」というように感じるところもあるのです。
このサイトでも紹介していますが、事前相談をし、安置室の確認もしていればこのようなことはまずありません。
よくあるのがこの安置室の様子を見て、「この葬儀社ではダメだ」と痛感し、あわてて別の葬儀社を探すというようなパターンです。
しかし「葬儀社をキャンセルしたら高額な請求書が届いた」でも紹介していますが、思わぬキャンセル料を請求されることもありますので注意が必要といえます。
安置室が確保できればあとは余裕をもって葬儀に向かえる
冒頭でも紹介していますが、病院に長くとどまることはできません。
このときに事前相談などをしていないと
- すぐに出ていかないといけない
- でもどの葬儀社に搬送と安置をお願いすれば良いのか?
ということをダブルパンチを受けるので焦ることになるわけです。
しかし葬儀社が決まり、安置場所も確保できればバタバタとする必要もありません。
葬儀社の方に話を聞いて(もちろん疑問があれば質問も行って)、一旦自宅に帰宅し休むくらいの余裕もあるはずです。
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