葬儀社をキャンセルしたら高額な請求

 

遺体の搬送や安置するということで葬儀社はどうしても必要となってきます。

しかし事前の準備が十分ではないと、この段階で費用を聞いて驚くということはよくあるものです。

たとえば遺体のただ安置するだけでも一泊○万円というような費用となりますが、相場よりも高額だとすれば不信感も出てくるものです。

 

その葬儀社をキャンセルする

 

まだこの遺体の一拍の費用というのは地域にもよりますが、だいたい費用的には5万円程度が相場といえるでしょう。

そして葬儀の費用という段階になって、費用を聞くと驚くということも多いのです。

別の記事「葬儀社を選ぶための唯一のポイントとは?」にも紹介していますが、たとえば余命宣告を受けたような段階で事前相談を複数の葬儀社にしておけばこのようなことはあまりありません。

というのも見積もりも出てきているでしょうし、また余裕もあるので複数の葬儀社において費用も含めて比較もしているからです。

しかし今回のようにある種の行き当たりばったりとなると葬儀費用を聞いて遺体の安置もすでにしていてキャンセルをしなければいけなくなることもあります。

 

参照

葬儀にかかる7つの費用をしっかりと押さえよう

 

葬儀社のキャンセルでどのような費用が発生するのか?

 

まず発生してくるものとしては

 

  • 遺体を安置させた費用
  • ドライアイス費用
  • 車両費用(霊柩車の費用)

 

などがかかってくると思います。

ドライアイスは遺体安置に必要となっています。

遺体の腐敗を防ぐという意味合いもあります。

またたとえば亡くなった病院から遺体安置場所への搬送といったときに霊柩車の費用が発生してきます。

この他にキャンセル料というところもあるかもしれませんが、基本的にはまだ葬儀について契約をしていないので請求されても支払う必要はないと考えます。

さてこのようなキャンセル時の支払い額ですが、10万円を超えることも少なくありません。

だいたいの相場を紹介しておきますと

 

  • 一泊       3~5万円
  • ドライアイス費用 1万円前後
  • 車両費用     1~3万円(距離によります。3万円だと30キロ程度となります)

 

となります。

トータルで10万円程度となります。

キャンセルをしているのにこれだけの費用がかかるのでびっくりするかもしれませんね。

一般の感覚でいえば、葬儀もしていないのにこれだけの費用請求を受ければまず驚くか、ぼったくりと思うことは自然なことかもしれません。

 

値引き交渉は可能か?

 

実際のところ今回のようにキャンセルしていてこのような費用が発生するので驚く方は多いのです。

ケースによっては葬儀社と口論やトラブルとなることもあります。

このような場合に、葬儀社に対して値引きをしてもらおうとする人もいます。

結果はどうなるのか?についてですが、

 

経費も発生していて葬儀社も値引きするにしても限界もある」

 

ということはいえます。

たとえば遺体安置に使用した人件費、車両運転の燃料や人件費、またドライアイスといった原材料費です。

いくらかは減額もあるかもしれませんが、半額になったりすることはないかもしれませんね。

せっかくの葬儀で今回のようなことは後味も良くありませんので、私はある程度時間をかけて複数の葬儀社の比較をしていくべきだと思います。

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