まずは家族、親戚といった人に連絡をすることが最優先にされます。
その後、会社の関係者なども加わります。
あと近所の方、また自治会にも葬儀の連絡をするべきかどうかについて迷ったりすることは多いと思います。
一度しかない葬儀、連絡をしないことで後で後悔することもあるので以下に沿って考えていきましょう。
都市部では自治会に連絡をすることは減っている
以前は近所の方にも当然葬儀に参列してもらうということになっていました。
そのためいつ葬儀に参列をしてお手伝いをすることがあっても良いようにエプロンを用意しておくことも多かったのです。
喪服を着ながら食事の用意などもするので、喪服が汚れないようにとエプロンの準備は必須だったと聞いています。
参照
しかし最近では都市部を中心にこのような風潮は衰退しています。
近所の方の顔も知らないということも多く、自治会の付き合いも濃厚ではない場合には基本的には葬儀の連絡はしないことも多いといえるでしょう。
よほど生前に親しい関係にあればそれでも連絡をし、参列をしてもらいたいとなりますが、そうではない場合にはそこまで気にする必要もないと思います。
葬儀をする場所はどこか？で考える
また最近では斎場も自宅ということは少ないと思います。
一般的には葬儀社の貸会場や、市営の葬儀場といった割合が高いです。
参照
自宅葬となれば、当然近所の方の目にも葬儀をしていることは把握できます。
このような場合にはまだしも自治会に葬儀の連絡はするべきかもしれません。
しかし自宅以外の場合には自治会に連絡する必要まではないのではないかと思います。
自治会に連絡をすると香典が・・・
仮に上記のような状態で連絡をせずに葬儀を終えました。
後で自治会に葬儀が終わったことだけでも伝えておこうというように思うこともあります。
この場合、自治会全体として香典をいただくことも考えられます。
もしそうなれば、香典を受け取り供えるということで問題ないと思います。
自治会に知らせない葬儀はダメな葬儀か？
昔よく質問されたのは
「自治会に連絡しない葬儀をしてしまって故人の顔に泥を塗ってしまったのではないか？」
というように後悔する方もいるようです。
しかしそこまで気にする必要もありません。
自治会の他の方も葬儀に参列するのはできれば本音では避けたいという方もいますし、重要なことは本心から葬儀で人生の卒業式を送り出したい方（たとえば家族など）が参列すれば心のこもった上質な葬儀といっても良いのです。
そのため後悔する必要はないと考えます。
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