昔は
「香典を忘れてもエプロンは忘れるな」
と言われた時代もありました。
現在はエプロンよりも香典のほうが重要かもしれませんが、時代背景もあり、今はエプロンを保管しておく必要があるのは都市部ではないと思います。
今回は葬儀とエプロンについて紹介しておきたいと思います。
なぜ葬儀にエプロンが必要か?
昔は自宅で葬儀を行うことがほとんどでした。
しかし都市部では自宅がそこまで広いスペースがあるわけではなく、たとえば
- 葬儀社の用意した斎場
- 貸会場
などといった自宅以外で葬儀を行うことが非常に多いです。
参照
自宅で葬儀を行うということは、自宅で食事をつくることもあるということです。
その手伝いに近所の方、親戚といった方も応援に入ってもらうこともありました。
このときに必要なものがまっさきにエプロンでした。
喪服のまま水仕事をするので、喪服が汚れないようにするという目的でエプロンを使うという意味がありました。
現在は、近所付き合いも都市部では特になく、近所に住んでいる人を知らないことも多いでしょうし、また葬儀となっても参列も応援もすることは非常にまれです。
そのため今ではエプロンを葬儀用に持っておくという必要性もほぼないとなっています。
エプロンの色は白?黒?
葬儀に参列するのは喪服です。
黒のスーツではありません。
参照
ネクタイも黒ですので、今回のエプロンも黒でないといけないのか?ということが疑問になってきます。
しかし地方にもよりますが、エプロンは特に黒に限定されているわけではないようです。
白色を着用することも多く、特に問題もないようです。
ただし白は目立つという意見もあるので、できれば紺のような黒に近い色を用意しておくとさらに無難ということはいえると思います。
割烹着の地方もある
その他、エプロンではないこともあるようです。
割烹着を着て、葬儀の応援をするという地方もあるようです。
この割烹着の場合、色は白といったようなものではなく、紺のような黒に近い色の場合が多いようです。
<スポンサード リンク>