葬儀といえば
「香典」
というものがあり、人間関係も関係してきてわずらわしいと思う方も多いかもしれません。
日本では家族葬が7割を占め、この傾向からすれば小規模で費用をあまりかけない時代になりつつあると言われています。
しかし個人的には費用だけではなく、香典を始めとした故人をめぐる人間関係を簡素化して葬儀を小規模にしたいというような考えもあるのではないかと思います。
香典を受け取るかどうかは喪主の自由
結論から言いますと
「香典を受け取り、香典返しをするかどうかは喪主の自由」
といって良いのです。
冒頭でも紹介しましたが、人間関係も煩わしいと思えば「香典は受け付けない葬儀」としても良いでしょう。
実際、家族葬や直葬といった小規模な葬儀では香典を受け取らず、また香典返しもない葬儀も増加しています。
家族葬などではない参列者も50人以上などとなると費用も結構かかりますので、香典をまだまだ採用することはあります。
しかし小規模な場合には、費用的にもまず香典を採用しなくても良いのではないでしょうか?
香典を受け取らないメリット
簡単に言いますと
- 香典返しの事務作業が必要ない
- 香典を家族・親族で取り合いもめることもない
- 葬儀がすぐに終わるので、気分的にもすぐに解放される
といったことがあります。
葬儀が終わっても香典返しの事務をしていると、まだ終わっていないような面倒な気分になることもあります。
ちなみに香典返しの事務とは、香典金額の把握、人間関係をも加味して香典返しの金額の決定、配送となります。
参列者の数も多いと、数日かかることもあります。
逆にデメリットとしては香典がないので、基本的には喪主などが全額葬儀負担をしなければいけないとなります。
しかし
- 故人の資産
- 互助会に加入していた
- 喪主とともに他の人も葬儀費用を分担する
といったケースでは全額の負担ではなく、一部の負担となることもあります。
参照
ただし香典を受けないということで小規模で、費用もそこまで大きくはないと思います。
ですので香典を期待する必要もないと考えます。
香典を受け取らないときの葬儀の連絡方法
もし臨終となると故人に関係のあった方々に連絡を行います。
この場合、葬儀や通夜の案内と同時になりますが、香典を受け取らないという場合にはこの連絡も微妙です。
親しかった人には当然連絡をするとして、そこまでの関係ではなかったという場合には連絡をすると香典をお持ちになるかもしれません。
ですので特に親しかった人に限定をして連絡をするということでも良いと思います。
もちろん香典を受けるという場合には、以下のページに沿って連絡を行うことで準備をしていくこととなります。
参照
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