日本では宗教によった葬儀をすることが多いといえます。
一番多いのはやはり仏教式の葬儀ですが、キリスト教式の葬儀も案外多く行われています。
葬儀費用と宗教
仏教では読経と戒名に対してお布施が必要となります。
この金額についてはお寺ではなく、喪主が金額を決定することがもともとの趣旨です。
しかし実際にはお布施を渡すと、「これでは足りない」と言われることもないわけではありません。
参照
このようなことがあったり、また人から話を聞き、他の宗教で葬儀をしようと思う方もいます。
このような段階でキリスト教に目をつける方がいます。
結論から言いますとキリスト教の葬儀は仏教よりも安いといって良いと思います。
だいたいお寺に収める費用の半額から1/3程度に費用を抑えることができるとされています。
キリスト教の葬儀が安い理由
- 法要がないこと
- 信者の方がボランティアで葬儀の手伝いをしてくれること
などが理由としてあり安いとされています。
キリスト教の葬儀のデメリット
ではすぐに教会に話に行こうという方もいると思いますが、ちょっと待ってください。
やはりデメリットもあります。
- 普段からミサなどに出席していないと葬儀を断られることがある
- ミサに定期的に出席する必要があるので、時間の拘束があること
です。
ですのでお布施が高いということで教会に行ってもまず葬儀はできないといえるのです。
いざというときのために今からミサに出ておこうという方もいますが、ミサに信仰もないのに参加すれば時間の拘束感は強いです。
お布施だけを考えるなら
葬儀に宗教というのは付きものかもしれませんが、何も絶対ではありません。
最近では自由葬というものも多くなってきています。
僧侶の方も、神父さんにも頼まずに葬儀をするということです。
そのかわりに故人の好きだった音楽をかけたような葬儀とすることも多いです。
もし費用的な問題からキリスト教の葬儀をと思っているならば、宗教を採用しない葬儀も検討して欲しいと思います。
参照
一番良いのはお布施を余裕のある金額に抑えてもらう(お寺の方に負けてもらう)ということだと思いますが、それが叶わないという場合にはキリスト教式葬儀を検討するよりも無宗教のほうが良いと思います。
無宗教では葬儀内容の企画力が問われます。
この点、良質な葬儀社と契約できるかは大きく影響してくると思います。
参照
<スポンサード リンク>