この場合、まず検討するべきことは
- 菩提寺がないか?
- 檀家になっているかどうか?
ということを故人について調べるべきといえます。
最も大きなリスクとしては、お墓に埋葬を拒否されるということです。
今回はそれを避ける方法について紹介しておきます。
お寺の方針に注意
今回の場合、お墓が遠いといったような事情もあります。
この場合、葬儀は自宅に近いところでやるということはよくあります。
完全に場所やロケーションといったことで葬儀をすることは決して悪いことではありません。
というのも車両費用が大きく違ってくるからです。
一般のタクシーの費用を想定するとその桁が1つ大きいくらいの費用がかかることはよくあります。
遺体を簡単に移動するものではなく、できるだけ臨終の場所から近いところで葬儀は行うほうが良いと思います。
参照
「病院などの死亡場所から遠い葬儀社と契約をしてはいけない?」
しかしお墓やお寺からは葬儀の場所が遠くなることとなります。
この場合、他府県ということでもあれば、そう簡単に僧侶の方に葬儀場所まで来てもらうのもどうかと思います。
しかしでは近くのお寺に葬儀は頼むという方もいますが、ここに注意がいります。
というのもお寺にはお寺の方針もあって、たとえば菩提寺、檀家といったものがあって、勝手に違うお寺に葬儀を頼んでしまうといざ埋葬という段階で埋葬を拒否されてしまうこともあるのです。
こうなると結構困ってしまいます。
葬儀でお寺はどうすれば良いのか?
この場合、一番良いのは
「檀家、菩提寺といったお寺に葬儀の件を話す」
ということが正しいといえます。
他府県ということであれば、そのお寺の僧侶の方は読経には来れないこともありますが、関連のある葬儀場所に近いお寺の僧侶の方に来てもらえるように手配もしてくれます。
これだと埋葬拒否といったことにはならないと思います。
ですので必ず付き合いのあるお寺には葬儀の話をするということは忘れないようにして欲しいと思います。
埋葬拒否されればどうなるのか?
まだ実は拒否されるだけならましということもあります。
たとえばお墓自体の撤去も求められることもあるようです。
参照
この場合、撤去費用と、新たな墓地入手費用がかかります。
墓地を入手しないという場合には、NPO法人などで自然葬をしなければいけません。
自然葬では墓地入手よりも費用はかなり安いですがやはり無料ではありません。
良質な葬儀社を探しておこう
今回のように葬儀をする場所でややこしいという部分があれば
「信頼できる葬儀社」
に事前相談しておくと良いと思います。
ちゃんとした葬儀社に巡り合えればこのお寺のことも事前に教えてくれます。
しかも複数の葬儀社に見積もりをとれば葬儀費用も抑えることも可能といえます。
参照
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