とにかく臨終から火葬までバタバタとする人は多いです。
また非日常的なことなので、いろいろとどうしていけば良いのか?と迷うことも多々あります。
今回はその中の1つこの臨終から火葬まで現金を喪主としてどの程度持っておくべきかについて紹介しておきます。
実はそれほど現金は必要ではない
何か小さな金額がいろいろと必要ではないかと思うものですが、そこまで心配する必要もありません。
臨終から葬儀、埋葬までで発生する費用としては
- 葬儀費用
- お布施や戒名代
- 家族などの飲食代
- 葬儀をする上での交通費(ガソリン代など)
- 心づけ
といったものがあります。
まずこの葬儀費用は現金で支払うような金額でもありません。
多くは請求書を受け取り、後で銀行振込みにすることが多いので、特に当日に現金が必要ということでもありません。
お布施や戒名費用も葬儀が終わって後日に支払うことが多いです。
もちろん僧侶の方では当日に受け取る方もいますが、当日に支払ってくださいと言われることもまずないと思います。
後日にお寺のほうに落ち着いてから支払いに行くことを伝えておけば問題はないと思います。
参照
心づけ(葬儀社や霊柩車の運転手などに対して)がない地方であれば良いのですが、そうではないこともあります。
その場合、この心づけのためにいくらか現金が必要となります。
1人3000円程度として後は人数分をかけた金額は持っておくと良いでしょう。
現金をそのまま渡すのもいやらしいので、ポチ袋も道中で購入しておくと良いと思います。
また菓子箱などでも問題はないと思います。
参照
あと案外忘れやすいのは、自分たちのことです。
臨終、通夜、葬儀、火葬と一連の流れの中で、外で食事をすることもあれば出前を頼むこともあります。
体力も使いやすいので、あまりいつものように自宅で食事を作る気持ちにもならないと思います。
最低でも家族の飲食代は想定しておきましょう。
どの程度の現金を持っておくと無難か?
上記をまとめますと
- 家族の飲食代
- 交通費
- 心づけ
といったことでいくらかは現金を持っておくと安心です。
家族の人数や、葬儀社の担当者の数、外での食事の回数で若干上下はしますが、だいたい
「5万円程度」
持っておくと安心だと思います。
・家族4人としたときの飲食代 2000円 × 5回 = 1万円・交通費 3000円・心づけ 3000円 × スタッフ10人 = 3万円
|
これはあくまでも一般的なパターンをイメージして作った現金の予定額です。
ケースによって上下しますが、目安として参考にしてもらえればと思います。
緊急のことで忘れてもあわてない
しかしバタバタとするもので、現金も足りないなんということもよくあるものです。
この場合もあわてなくても問題ありません。
少しでも葬儀を経験した人なら、葬儀でどの程度大変な思いをするのかよく知っているはずです。
忘れたり、足りなくても「後日に落ち着いてから」ということで大抵は問題ないはずです。
<スポンサード リンク>