事前相談は誰がするのが良いのか?

 

余命宣告を受けたとき、またそろそろと感じたときにはこの

 

「葬儀社への事前相談」

 

という作業をしておくほうが良いでしょう。

もし何もしていないと後で非常に困ったことになることもあります。

 

事前相談をするメリット

 

臨終から葬儀当日までは非常に時間的、体力的、精神的な余裕はないものです。

特に事前相談をしていない場合、亡くなったところから何をすれば良いのかもわからないような状態となり、非常に疲労してしまうものです。

しかし事前相談をしておけば、基本的には葬儀社に連絡をし、後は葬儀社の用意した安置所に遺体を搬送してもらいます。

あとは体力を残すために休むこともできますし、身なりも整えることもできます。

さらに家族や親戚と故人について最後の思い出を語る時間も持てます。

バタバタと亡くなった当日に葬儀社を決めるときによくある失敗としては、費用を比較して決める余裕もないので、驚くような高額の葬儀費用を支払ってしまうようなケースです。

 

参照

葬儀社をキャンセルしたら高額な請求書が届いた

 

このように見れば

 

  • 体力
  • 精神的余裕
  • 費用を比較できること
  • 葬儀の内容も後悔しないように吟味できること

 

といったさまざまなメリットが事前相談にはあることがわかります。

 

事前相談を誰がするべきか?

 

まず出てくるのは喪主です。

 

参照

喪主は誰がするべきなのか? 喪主の3つの条件

 

葬儀とは故人にふさわしいものにしなければいけません。

妻に事前相談は任せるということも多いかもしれませんが、よく故人のことを知らなかったり、また予算を把握していなかったりして十分な事前相談にならないこともよくあります。

喪主としては仕事もあって、ひょっとしたら故人になる予定の方の世話や手続などで大変忙しいかもしれません。

しかし事前相談は長くても3時間程度です。

以下のエンディングノートのページにも紹介していますような内容を頭の中にあればあとは葬儀社次第ですぐに理想的なベストの葬儀プランが出来上がってくると思います。

 

参照

エンディングノートの書き方 7つの書くべきこと

 

喪主がどうしても無理という場合には、喪主家族の誰かが事前相談をするということが良いでしょう。

場合によっては他の親戚ということもあるかもしれませんが、やはり費用を出さない人なので、少し想定しているような葬儀費用と違ってきてトラブルになることも予想されるからです。

 

見積もりもとっておこう

 

このように葬儀のプランができれば後は費用のことも頭に入れておきましょう。

当日となって多少参列者が増えたりして費用もそれを超えてくることもあるかもしれませんが、大きな1つの目安とはなると思います。

 

参照

生前に葬儀の見積もりをするメリット

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安く満足の行く葬儀にする方法