この質問もよくあるので回答を紹介しておきます。
結論からいいますと
「無宗教にしても宗教による家族葬をしてもどちらでも良い」
となります。
家族葬とは宗教とは話が別
冒頭の質問がなぜされることが多いのか?ということと関係していることです。
しかし
「家族葬とは参列者の人数や参列する人と故人との関係性」
に着目したものです。
無宗教 = 家族葬 ということではありません。
身内、家族、ごく親しい人だけが参列することが家族葬ということになります。
そのため宗教をどうするかは家族葬とは関係ないとなります。
参照
ただし普通の葬儀ではなく家族葬をしようという方は確率的に費用を安くしたいという方もいるのが現実です。
そのため無宗教葬をすることが多いとなっています。
ここから
「家族葬 = 無宗教葬」
というようなイメージが形成されたのではないかと思います。
しかし家族葬でも特定の宗教式による葬儀をしてはいけないということはありません。
家族葬でも戒名をつける人はいる
ちなみに私も父母が家族葬でした。
しかし葬儀では僧侶の方に読経をしてもらい、戒名も受けました。
仏壇にはその戒名を記しています。
これは仏教式ですが、他にキリスト教、神式であっても良いのです。
葬儀費用の外にこのような宗教的施設(お寺など)に支払うお布施のような費用がかかってきます。
その余裕があれば宗教式にしても良いですし、余裕がないとなれば無宗教としても問題ありません。
法律的には火葬だけは絶対にしないといけないので、それさえ行えば宗教についてはどちらでも喪主の自由となります。
参照
「遺体をお墓以外の場所に許可なく埋めることは何の問題があるのか?」
無宗教だと成仏できるか不安?
またこの質問も多いです。
しかしそこまで神経質になることもありません。
この世に執着が強いと読経をしても引導をしても残る方はいます。
逆に普通のほとんどの方は無宗教の葬儀でも二度と出てくることもありません。
宗教如何にかかわらず本人の考え方によって成仏度合いは違ってくるということになります。
参照
成仏するかどうかは故人の考え方や性格が一番関係してくることで、宗教式か無宗教かには本当は関係してこないことです。
喪主の予算に沿って宗教式か無宗教かは決定して問題ないといえるでしょう。
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