葬儀の目的

 

私は裏で陰陽師として企業経営のコンサル、個人の人生相談や、憑依霊の除霊などをしています。

もう10年以上もしているのでベテランといっても良いのですが、しばしば不思議なことも経験することもあります。

そんな中の2つの死霊との遭遇体験について紹介したいと思います。

 

祖母がなくなったときの憑依体験

 

もう4年ほど前になりますが、祖母が老人ホームで亡くなったと連絡を受けました。

親戚一同で集まり、葬儀まで行おうという話し合いを喫茶店で行うことになりました。

そのときに突然体に異常をきたしました。

このときは祖母の死後2時間程度経過したときだったと記憶しています。

 

  • 頭痛がするようになった
  • 肩が重たくなった
  • 意識の中に自分以外の者の考えが侵入してきているのがわかった

 

というものでした。

しばらくその様子を観察していましたが、特に悪質なものではないようで冷静さを少し取り戻しました。

次第に自分の中のその他人の考えは大きくなり、近くにいる母とその姉妹に向けられているのがわかりました。

このときにどうも今しがた亡くなった祖母の霊であることに確信を持ちました。

そこで彼女たちにその意識の中で代理で話してほしいということを話しはじめました。

不思議なことに、勝手に口から言葉が出てくるようになっていて、自分で観察していてもとても不思議に思いました。

いろいろと細かいことも当時は話したかもしれませんが、覚えていることは

 

  • 兄弟で仲良く暮らしてほしいこと
  • 幸せになってほしいこと
  • 今までありがとう、そしてさようなら

 

ということだったと記憶しています。

ここも不思議で、亡くなる直前まで祖母は認知症があり、孫の私のことも忘れていたくらいでしたが、この言葉の内容はまるで祖母の何十年か前のしっかりとしていたときの言葉のようでした。

この言葉を母たちに伝えると、深くうなずいていて、とても印象に残っています。

案外、亡くなる人というのはシンプルで、人間としての本質的なことを伝えて欲しいのかもしれないと思いました。

 

風呂から上がると明らかに死人が立っていた

 

今度はまた別の日の話です。

私の横の部屋では当時母が寝室に使用していました。

風呂から上がり、突然にその母の寝室に誰かこの世の人ではない人が母の寝顔をじっと見ていることに気づきました。

私は怖いのでそのまま寝ました。

翌朝、そのことを母に伝えましたが、笑っていました。

その日の母が仕事から帰宅し、少し血相を変えて私に話してきました。

 

  • その前日に母の仕事場の親友が亡くなったこと
  • 私の風呂から上がってその存在に気付いた時間と死亡時刻がまったく同じだったこと

 

ということでした。

私はその母の友人のことはまったく最初に聞いたので、とても不思議に思いました。

確信的にその前日の死霊は母の親友だったと思いました。

そこで様子を伝えました。

 

  • 母の部屋にも当然壁があり、私はその部屋に入っていないので様子は見ていない
  • ただなぜか非常に強烈な存在感があり隣の部屋からも感知できたこと
  • 寝顔をゆっくりとじっと見つめていて、最後のお別れを言いに来ているように感じたこと

 

ということでした。

このときにも思いましたが、死者はそこまで多くのことを語りたいのではなく、非常に少ないことを伝えたいだけではないかと思いました。

 

その日以来死者は感じない

 

実は上記の2つの体験の後、両人の死者との遭遇は一切ありませんでした。

つまり死後3時間程度しか向うではとどまることはできないようになっているのかもしれません。

(ただし私の知る限り、異常な執念を持って死後より長い期間いる存在もいます)

ここから私は葬儀の目的についてある仮説を持っています。

 

絶対に外せない葬儀の目的とは?

 

世間にはいろいろな葬儀説があります。

たとえば

 

  • 宗教的に必要なことである
  • 法律で決まっている?
  • 世間体で葬儀をしなければまずい
  • 死者を慰めるために必要
  • 遺族の悲しみをやわらげる
  • 遺体を火葬によって処理しないといけないから

 

などです。

しかし私は実体験からこういえるのではないかと思っています。

 

「葬儀とは故人との最後のお別れであり、卒業式をするのがその目的

 

非常にシンプルですが、おそらく正しいとほぼ確信を持っています。

そのため費用はかける必要もありません。

本当は宗教的な儀式もいらないかもしれません。

ただ喪主以下の葬儀に参加する人のお別れと卒業をさせてあげるという真摯な気持ちがあれば合格の葬儀といえると考えます。

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