読経ありで戒名はなし

 

通常は

 

  • 通夜や葬儀で読経をしてもらう
  • 戒名をつけてもらう

 

ということで一定のお布施を包むことになります。

しかしまれに

 

「葬儀は宗教や宗派に沿って行いたいが、戒名はいらない」

 

という方もいます。

一般的にはあまりないことですが、このような戒名をつけないことができるのかについて紹介しておきたいと思います。

 

戒名ではなく俗名

 

宗教や宗派によってもともと戒名はないということもあります。

この場合、生前の本名で葬儀を行い、またお墓にも本名で刻印します。

この本名は俗名と言われます。

またお布施が事情があって出せないという方もいますが、この場合

 

「葬儀は無宗教式で僧侶の方の読経もなく、戒名もない」

 

ということになります。

最近では自由葬といって宗教に頼らない葬儀も多くなってきていて、墓地にいっても本名でのお墓も多いように思います。

 

参照

葬儀でどの宗教の形式にするべきか?

 

戒名なしでもお布施は必要?

 

葬儀の後にあらためてお寺にお礼をかねてお布施を持って訪問をします。

原則、このお布施には読経と戒名をつけてもらった費用が含まれるということになっています。

戒名なしで葬儀での読経のみお願いしたいということはできないことではないのですが、このお布施についてはどうなるかは微妙です。

 

  • 読経のみで戒名不要なのでお布施は安くても問題ない
  • 喪主の希望で戒名がないのでお布施は通常と同じ費用

 

のどちらでまとまるかは疑問です。

本来お布施とは喪主が金額を決めるものでお寺サイドが指示をするものでもありません。

 

参照

お寺や僧侶に支払うお布施が高すぎる

 

しかし今回のケースのように読経のみで戒名不要という場合には、お寺の僧侶の方にお布施の金額について質問してみても良いと思います。

個人的には戒名はあってもなくてもどちらでも良いと思いますが、お布施を渡すということで戒名を授けてもらうということで良いのではと思います。

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