昔は
「葬儀の相談なんてまだ亡くなってもないのに縁起でもない」
という人は多かったです。
しかし最近では事前相談といってあらかじめ葬儀社と、葬儀の内容や費用まで決めておく人は多いです。
どちらが多い？
結論から言いますと
「まだまだ臨終当日からバタバタする人のほうが多い」
と感じています。
病院で臨終などとなり、慌ててそこから葬儀社を探し、遺体を搬送する方が大半といって良いと思います。
しかしこれにはデメリットが当然あります。
- 良質な葬儀社ではないところと契約となることもある
- 急いでいて費用が予算を大きく超えることもある
- 葬儀の準備でバタバタとして見送りに集中できないこと
など葬儀が無意識に終わり、気がつくと火葬場だったということはよくあります。
後で葬儀のことを思い出そうとしてもあまり記憶にないということで、故人に申し訳ないということもよくあります。
葬儀の打ち合わせ項目も多いので、臨終から続く体力と精神的疲労で体調を崩す人も多いのです。
参照
臨終の日にいきなり契約をした葬儀社の安置所を見て「こんなところに安置させられない」「費用が高い」と思ってその日のうちに解約を申し出ても、そのキャンセル料が払えないといったトラブルもよく聞きます。
キャンセル料も通常の感覚では想像もできないような金額となることもよくあるので、せっかくの葬儀に集中できずお金の心配をする葬儀となり、後からお金のトラブルのことしか思い出せないということもよくあります。
参照
事前相談する人は徐々に増加している
しかしこのようなバタバタとした葬儀をしたり、話に聞くと次第に学習もするものです。
そのため事前相談をする人も年々増えてきています。
参照
- 葬儀の費用
- 葬儀の内容
- 打ち合わせするべきこと
このようなことをあらかじめ決めるので、当日はそこまで時間をかけなくても葬儀に向けて動くこともできます。
また複数の葬儀社の見積もりを取れば、葬儀の内容や費用で比較もできるので、良心的な葬儀社と契約することもできるメリットがあります。
まだまだ当日にバタバタと葬儀の用意をする人もいますが、賢明な方は事前に準備しておくと見送りに集中ができるという葬儀の本来の意義を満たすことにもつながります。
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