使用料無料の葬儀会館

 

冠婚葬祭の費用というのはわかりにくいかもしれません。

各種のランクによって費用も上下しますし、本当に必要なものだけかどうかも判断できないともよく言われます。

その中でよく疑問と言われるのが

 

「葬儀会館」

 

です。

 

葬儀会館に使用料がかかる?

 

最近では斎場というのもいろいろあります。

 

  • 自宅
  • お寺
  • 葬儀社が保有する貸会場
  • 町内会館

 

どれも一長一短ありますが、葬儀社が保有する貸会場で葬儀をする方は多いかもしれません。

 

参照

葬儀を行うべき場所はどこか?

 

さてこの葬儀社の保有する貸会場で大きくわけると

 

  • 使用料無料
  • 料金がかかる

 

という2つのパターンがあります。

パターンごとに分けて説明をしていきます。

 

なぜ葬儀社の貸会場が有料となるのか?

 

たとえば葬儀社が別の会社が運営する斎場を借りて葬儀となれば当然費用は発生します。

ですのでその費用が葬儀費用として上乗せされて請求されるのは理解をする方は多いです。

しかし今回のように葬儀社の所有する貸会場であれば無料となって当然ではないかと思う方もいます。

会場費用だけではなく、水道光熱費なども請求されることは多いです。

これについては簡単にいえば

 

  • 固定資産税
  • 維持費
  • 建物建築費

 

といったその葬儀社の保有する貸会場の建設・維持費用が上乗せとなっていると考えられます。

維持費には清掃といった人件費なども結構かかります。

従って資本主義の観点からすればいかなる建物も無料で貸すということができないといえるでしょう。

 

葬儀社の貸会場が無料の謎

 

では逆に費用が無料とDMその他で紹介されていることもあります。

無料でできないはずの貸会場がなぜ無料で貸せるのか?について説明をします。

結論からまず言いますと

 

「無料で貸してはいない」

 

といっても良いのです。

ただし請求書の明細を変更し、建物使用料といったものがないだけです。

その代わり、建物の維持費などは喪主に転嫁しないといけませんので、明細を変えて請求をしています。

それはたとえば葬儀基本料金などの費用を割高にしているのかもしれませんし、また別の費用明細で上乗せをしているのかもしれません。

 

参照

葬儀にかかる7つの費用をしっかりと押さえよう

 

また別の方法での喪主への転嫁も考えられますが、どちらにしても無料の会館や斎場は基本的には存在しないと考えるべきだといえます。

 

葬儀社の貸会場の費用をどう考えるべきか?

 

上記を見てもらえるとわかりますが、かえって無料としているところよりも会館使用料と請求をするところのほうが明細がしっかりとしているともいえます。

ですので有料でも無料でもどちらでも良いと考えます。

重要なことは、葬儀費用トータルでどの程度の費用か?、適正な費用かどうか?といったことを検討するべきだといえます。

今回の会館使用料も含めて事前相談などを行っておくと、複数の葬儀社の見積もりもとれるので比較は容易にできます。

 

参照

葬儀社に事前相談で伝えるべきこと

生前に葬儀の見積もりをするメリット

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安く満足の行く葬儀にする方法