葬儀では香典を受け取ったときに返礼品を用意しておく必要があります。
家族葬なども増えたので昔ほど香典を受け取る葬儀も多くはありませんが、香典の用意の仕方について今回は解説したいと思います。
香典に対する返礼品を贈るタイミング
香典のお返しのタイミングは
- 葬儀当日
- 49日以後
が多いといえます。
葬儀当日の場合には時間的、精神的な余裕もないので返礼品は葬儀社にお任せという場合が多いかもしれません。
49日以後というのもそれで問題のない地域でなければ非常識となってしまうので、親戚や契約した葬儀者に事情を聴く必要があります。
参照
香典への返礼品の相場と印象
香典へのお返しでよく問題となるのはその返礼品の見た目や印象です。
香典の半額前後の返礼品というのが相場となっている地域が多いかと思いますが、実際にその金額であっても見た目がそれ以下に見えるということもしばしば起こります。
この場合、葬儀の後に香典の返礼品についていろいろと言われることもあるのでトラブルにもなりかねません。
香典の返礼品については
- 家族
- 親戚
- 契約した葬儀社
にも客観的に、あるいはその地域の風習的に問題がないか最終確認してもらうべきといえるでしょう。
返礼品に持ち込み料や上乗せ料金がかかる葬儀社もある?
葬儀社で返礼品をそのまま頼むときに注意したいのが
- 返礼品への持ち込み料
- 上乗せ料金
がかかるというものです。
良心的なところでもいくらかは上乗せされていることは多いわけですが、10%~20%も上乗せ料金が課金されることもあります。
このような悪質な葬儀社の特徴というのはいくつかありますが、その見分け方は下のページに解説しています。
大手でも中小葬儀社でも同じように上乗せ料金がかけられるというところはあるかと思います。
参照
葬儀社で返礼品は用意するべき?他で注文するべき?
葬儀社の返礼品には持ち込み料が大きいところもあるというデメリットもあるわけですが、反対にメリットもあります。
- 葬儀社によっては持ち込み料がさほどかからないところも多い
- 参列者が予想より少ないときには返品がきくところもある
- 逆に参列者が多くなったときにも追加をしてもらいやすい
- 自分たちで返礼品を考えなくても良いので手間が少ない
といったところです。
問題のなさそうな葬儀社であれば葬儀が近いとバタバタとするので、その葬儀社で返礼品を用意したほうが良いかもしれません。
ただどうしても気に入らなければ葬儀社によっては自分で用意した返礼品を持ち込むこともできますので、事前に確認しておくと良いと思います。
返礼品の持ち込み料も含めて費用を安くする方法
葬儀というのは
- 互助会
- 病院からの紹介
- 準備も行わずに急に葬儀社を探す
となれば悪質な業者と契約してしまいがちです。
不謹慎ではありますが、事前相談をし、余裕を持った状態で見積もりをしていく必要があります。
- ホームページや相談によって葬儀社を見極める
- どのような点を重視して葬儀を行う葬儀社か?
- ホームページに葬儀のシーンの社員が掲載されているか?
- 家族葬、大規模な葬儀など自分の考える葬儀を得意とする葬儀社か?
これらを事前にチェックするべきといえます。
葬儀社に必要なことは大事に葬儀をする、追加料金を後から請求してこないというものもありますが、それらを含めれば提案力のある葬儀社かどうかということになります。
提案力のないところは思い入れなく葬儀をするあまり質の良くない葬儀社であることが多いといえます。
このような葬儀社を選ぶことができれば、契約しても返礼品の持ち込み料も含めてふっかけてくる葬儀社でない可能性はかなり高いといって良いといえます。
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