これについては結論から言いますと微妙に地域によって違うところもあります。
そのためおおよその基準や相場について紹介しておきたいと思います。
香典返しをする時期
流れとしては
- 葬儀
- 初七日
- ふた七日
- み七日
- なな七日(49日)
という順番になっています。
主に香典返しの時期としては葬儀当日に行う地域と、49日が終わってから行う地域とがあります。
また最近では都市部を中心にして香典をもらわずに、さらに香典返しもしないという地域もあるようです。
これについて自分がどちらに該当しているのか知らないということもありますが、
- 葬儀社
- 葬儀に精通した親戚
などに聞くと回答をもらえると思います。
香典返しと忌明けの品
この2種類も混同しやすいところです。
香典返しとは香典に対する返礼ともいえますが、忌明けの品とはなにでしょうか?
まず読み方ですが、「きあけのしな」と読みます。
一般的には49日が空けるタイミングで贈ることとなります。
この両者は読み方や名前は違うのですが、実は内容は同じです。
つまり香典に対する返礼ということです。
ただ違うのは上記でも紹介していますが、いつ贈るのか?ということで違ってくるのです。
整理しますと
- 香典返しとは、葬儀当日に渡すことが多い
- 忌明けの品とは、49日以後に贈ることが多い
というようになっています。
金額的にもおおよそ同じで、香典の半額程度となっています。
香典返しにどのようなものを考えるのか?
喪主としてはこの点も悩ましいところです。
たとえば一括して喪主が香典返しを決定してしまうと、相手にとってはまったく使用しないものであったりかえって迷惑なものとなることもあります。
そのため現在ではカタログギフトのように、カタログでだいたい香典の半額程度の費用のものを渡し、そこで相手に香典返しを自由に選んでもらうという方法も浸透しつつあります。
都市部ではもちろん、地方でもこのようなカタログは浸透しつつあるといっても良いでしょう。
まだまだ地域によってはカタログというと目くじらを立てるかもしれませんが、まず無難にいくならカタログでいくほうが良いのかもしれません。
香典返しの金額の相場
一般的には以下のように考えることが多いようです。
香典 の金額 | 香典返しの金額の相場 |
5000円以下の場合 | 返礼の品を行えば、香典返しは行わない |
1万円の場合 | 2500円程度 |
3万円の場合 | 8000円程度 |
5万円以上の場合 | 香典の金額の1/3程度 |
地方などによって考えは少しづつ違うと思いますが、おおよそこの程度ではないかと思います。
香典返しは別名、半返しや3返し(1/3程度を返す)というように言われることもあります。
上記の金額のように、香典として受けた金額の50%から33%程度で返すとまず常識的と印象されるといえるでしょう。
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