故郷で葬儀をしたい

 

最近では介護期間も長くなりました。

しかし子供は家から出て、違う地方などで働き、そこで家族を持ち生活をしていることもあります。

このような場合、親を一人で生活させておくと何かを危なく感じるものです。

特に認知症などにかかれば、火の管理もおぼつきません。

そのため親を子供の家などに呼び、そこでともに生活をするということもあります。

このケースでも問題としては、親が生まれ育ったような地域ではなく、まったく馴染みのない地域で死亡をするということです。

そのため親としては葬儀場所にできれば子供と生活をする前の慣れた地域でできれば行って欲しいというように思うものです。

今回は馴染みのない地域からどのように葬儀をしていくのか?について紹介しておきたいと思います。

 

葬儀は2回行っても問題ない

 

この場合、一般的な方法としては

 

  • 子供の地域で葬儀(密葬)を行う
  • 親の地元でも葬儀(本葬)を行う

 

という2回行う方法がメジャーです。

密葬というのは家族葬と同じで、近い人だけで行うものです。

たとえば家族などの近親者、そしてごく親しい人だけで行います。

しかし家族葬とは違って、その後に本葬を行うことが前提となっているところが違います。

家族葬とは近い人だけで葬儀を行い、それで終了となります。

この点が違います。

本葬とは、親しい人以外に一般の方も参列するものを指します。

 

参照

家族葬とはどこまでの葬儀を指すのか?

 

密葬と本葬とで葬儀社は2社必要?

 

結論から言いますと

 

「密葬と本葬とで葬儀社は2社必要なことが多い」

 

といえます。

密葬の段階で、火葬をし、告別式まで行うことが多いです。

そして本葬を親の地元で行います。

ただし密葬の段階では告別式をせずに、本葬で告別式をすることもあります。

いずれにしても本葬では親の地元の葬儀社を別に探すことは必要となることも多いです。

タイミングとしては

 

  • 密葬のすぐ後に本葬を行う
  • 密葬から数日空けて本葬を行う
  • 本葬は49日の日に行う

 

といったようなパターンが多いです。

 

香典について

 

今回のような密葬と本葬とが2回ある場合、香典もややこしいです。

両方に参列する方もいるかと思いますが、通常はどちらかだけで香典を受け取るようなことが多いようです。

地方にもよりますが、多くは本葬のときに香典ということが多いように思います。

密葬で香典をと差し出してくる方もいるかもしれませんが、本葬のほうでお願いいたしますといったんは断っても構わないと思います。

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