喪主としていつから勉強をするべきか?

 

最近の若い者はと言われることの多い国です。

いきなり親が介護状態になり、また自宅介護が困難になり老人ホームに入居となれば次に100%の確率でやってくるのはこの喪主になることです。

正直いって自信を持って落ち着いて葬儀に臨める方はあまりいないとは思います。

本職で葬儀社にいたという場合にはともかく、何からスタートさせれば良いのかもわからないのがいざというときの親が亡くなったときだと思うのです。

いろいろと喪主として至らないところがあればその後の親戚関係などにも影響してくるところもありますので、亡くなった日やその数日前に喪主とならないといけないといったことではいけないのかもしれません。

 

喪主として勉強するべきこと

 

こう書くと相当な時間と労力をかけて勉強しないといけないと思いがちですが、実はやるべきことはそう多くはないのです。

具体的には

 

  • 喪主になることの自覚をすること
  • 親のこと(故人となる人)のことをよく知ること
  • 信頼できる葬儀社を選ぶこと
  • 葬儀費用を用意しておくこと

 

大きく分けるとこの4つが必要なことといえると思います。

葬儀となるとすぐに費用は?ということが気になる時代ではあります。

しかし葬儀とは費用ありきではなく、予算内で故人にふさわしい葬儀にすることが本当は一番重要なことなのです。

 

参照

葬儀社に事前相談で伝えるべきこと

エンディングノートの書き方 7つの書くべきこと

 

親の人生をよく知り、何が趣味で、何に力を入れてきたのか?、何が好きだったのか?、このようなことを葬儀の内容に入れて、オンリーワンの葬儀にすることが重要なことです。

あとは予算内でこの葬儀を達成してくれる葬儀社を選ぶこと、これが喪主の役割といえるでしょう。

 

喪主としての勉強はいつ始めるべきか?

 

親も認知症にいつなるかもわかりません。

しかし普段親の話もまともに聞いていないこともよくあるので、案外親のことは知らないものです。

満足の行くあとあとまで良い葬儀だったといわれるにはエンディングノートと言われる程度の内容は知っておくとまず間違いはないと思います。

 

参照

エンディングノートの書き方 7つの書くべきこと

 

このノートは現在では亡くなる人が、遺族に残す内容として印象されています。

しかし本当は喪主自身がそれとなく認知症にかかる前に話を聞いておいてメモしておくべき内容といえるのです。

このようなことを考えれば、いつ喪主として勉強するべきかということですが、

 

親が健康なうちに始めるべき

 

ということがいえるでしょう。

認知症などは80歳になれば確率としてかかる可能性も出てきます。

ですので70歳代には作成しておくべきがこのエンディングノートであり、喪主としての勉強といえます。

 

葬儀費用を考えておき、あとは葬儀社選び

 

葬儀費用は家族葬などとすればそこまで高額ではありません。

50万などもあれば十分でしょうし、もっと葬儀社によっては安くもなることもあります。

親自身の資産もあるでしょうし、エンディングノート作成時にそれとなく聞いていても良いでしょう。

葬儀社選びは余命宣告を受けたあたりにしておくと当日にバタバタとしないはずです。

ここまで準備をすればエンディングノートを持って精神的なゆとりを持って生きていけば慌てる必要もないと思います。

 

参照

家族葬とはどこまでの葬儀を指すのか?

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安く満足の行く葬儀にする方法