かなり都市部ではすたれている風習といっても良いと思います。
しかし地方によっては
- 葬儀社の担当者
- 霊柩車の運転手の方
の方に心づけを渡すというしきたりは濃厚に残っているところもあります。
葬儀社との打ち合わせの段階で心づけの話が出ることも
臨終の後には
「葬儀の内容や費用で打ち合わせをする」
ということにまずなります。
この段階で葬儀社の方から「心づけはどうしておきましょう?」と聞かれることもあります。
この段階でまだ心づけのある地域だといえますが、喪主の判断次第だといえます。
もちろん断っても良いのでしょうが、やはり人間で心づけを渡すことで正直にスタッフの方の動きも変わることもあるようです。
(もちろん心づけのあるなしにかかわらず、葬儀に一生懸命な方がほとんどだとは思います)
自分の地域が心づけが必要なところかどうかを確認するために葬儀社の担当に質問しても教えてもらえます。
会社によっては運転手のみが社外の人間であるということもありますが、この葬儀担当者への質問で運転手への心づけをどうするべきか?の答えも見えてくると思います。
心づけの費用の相場は?
これも基準はないのですが、一般的には3000円程度のケースが多いように思います。
現金がいやらしいので、菓子箱にすることも多いのが特徴的です。
心づけを渡すタイミングはいつが理想か?
これについては決まった答えはありません。
しかし葬儀担当者への心づけとしては通夜の前の段階のできるだけ早くに行うと良いと思います。
というのは
- 通夜
- 葬儀
- 火葬
とその後葬儀は続き、お世話になっていきます。
その一番早い段階で渡すほうが、お世話になる時間が長いからです。
臨終となって打ち合わせに入りますが、この後通夜の準備に入る前に渡すのが良いと思います。
本当は事前相談をしておくと心づけが必要かどうかは事前にわかるので、臨終後すぐに購入しておくとスムーズに渡せると思います。
参照
運転手の方でも同じように考えます。
病院から葬儀社の用意してくれた安置所などに搬送をしてもらいますが、まさかそのときに渡すような余裕は喪主にはないと思います。
しかしその後、できるだけ早くに渡すことが一番良いでしょう。
たとえば葬儀担当者の方に渡すときに、同時に運転手の方にも渡す、また葬儀社の方に言付けをして運転手の方にも渡してもらうということで問題ありません。
おそらく安置所に搬送してもらうと、次に運転手の方と顔を合わせるのは葬儀場に向かうときまで来ません。
そのときには渡すのも喪主の方はまた心理的にも余裕がないので、その前に渡すことが理想的といえるでしょう。
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