最近は就活(学生の就職活動)ならぬ
「終活」
が流行っています。
今回はこの終活に参加することでのメリットとデメリットについて紹介しておきたいと思います。
終活の実際
大阪、東京など都市部を中心に行われることが多いようです。
趣旨としては本当は高齢の親を持つ子が参加するべきなのかもしれません。
しかし実際には親のほうが圧倒的に参加率が高いようです。
子は喪主として今後活動するべきで、たとえば
- 老人ホームや介護の準備
- 葬儀費用の想定や準備
- 葬儀の内容の検討
- 葬儀社を事前に決めておく事前相談や見積もり
- 相続の勉強
を本当はしておくべきかもしれません。
しかし子がよほど頼りないと思われているのか?、また親のほうが子供に迷惑をなるべくかけたくないという思いが強いのか?、このあたりは定かではないですが親が終活セミナーに参加するほうが圧倒的に多いです。
終活セミナーに参加するデメリット①
やはり最大のデメリットとしては個人情報を渡すことだと思います。
そのため一度参加すると定期的にDMが来たりします。
それだけだと特にデメリットでもないのですが、よくあるのが
- 子供が参加した場合に、親は死後を考えられていると心情を害することもある
- 親に参加されると子供としては信頼されていないとやはり心情を害することもある
といったように親子でもいろいろなケースでもめることもあるようです。
笑い話で済めば良いのですが、深刻なトラブルになることもある(相続などが重大な場合など)ので注意が案外必要といえます。
終活セミナーに参加するデメリット②
やはり問題となるのはお金のことだと思います。
終活セミナーで問題となるのは相続です。
たとえば親が終活セミナーに参加したとわかれば、子供によってはその相続を心配したりすることもあります。
特に相続権を持つ兄弟やその配偶者が多いと、急に親族間がギスギスすることはよくあります。
完全に相続に納得するということはないでしょうが、自分の死後にゴタゴタするのもおちおち見ていることも嫌なものです。
終活セミナーに参加するデメリット③
次にあるのは、このような機会でさまざまなことを考えさせられるということです。
簡単な葬儀でいいと思っていても、いざセミナーでいろいろなものを見たり、考えさせられると少しづつ高額な葬儀やオプションや老人ホームなどに目が移るものです。
そのため気がつくと余計なものまで気持ちが行くということもあるので、このあたりは注意が必要です。
終活セミナーに参加するメリット
ここまでデメリットを紹介してきましたが、良いこともあります。
むしろ良いことのほうが多いかもしれません。
- 自分は老後にどう生きれば良いのか考える良い機会となる
- そのため死のときに後悔しない生き方となる可能性も高いこと
- 老後にするべきことがわかる(つまり子供に迷惑をかけないことにもなる)
終活セミナーに参加するべきか?
上記でも紹介しましたが、いくつかデメリットもあります。
ですので本当は書籍などを購入して研究しても良いのです。
このほうが本当は公平な情報も得ることができます。
たとえば
- 相続
- 介護
- 老人ホーム
- 葬儀
このあたりの分野を研究するべきだと思います。
しかし書籍で勉強するのが面倒という方はデメリットもにも注意して参加しておくということも良いかもしれません。
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