新婚旅行と葬儀とが重なる、あるいはかなり近い時期になってしまうということはしばしばあります。

ケースによっては葬儀に参列すれば新婚旅行をキャンセルしなければいけないというような場合もありますが、このような場合には常識的にどっちを選択すれば良いのかについて解説をします。

 

海外旅行と葬儀の優先度

 

葬儀ではやはりまず自分との続柄について考慮するのがマナーとなります。

父母、兄弟ともなれば普段の付き合い、関係性から考えれば海外旅行はやめるべきといえます。

このように自分との間柄から海外旅行を考えていくと

 

海外旅行をやめて葬儀に参列するべきな葬儀のケース

  • 父母
  • 祖父母
  • 兄弟
  • 親友

 

海外旅行前にお悔やみにいくべきケース

  • いとこ
  • 叔父や叔母

 

海外旅行から帰国後にお悔やみにいくべきケース

  • 友達

 

あと配偶者の親族の葬儀という場合には、配偶者の意見に基本は従うというようにします。

海外旅行をキャンセルするべきケースはともかく、その他はケースバイケースで考えていきます。

いとこ以下は当人同士の付き合いの深さによっても海外旅行をキャンセルしなければいけないかどうかは判断します。

 

海外旅行とキャンセル料

 

海外旅行はあまり知られていませんが約款がありますので、キャンセル料が葬儀だとかかってこないこともあります。

何等親以内の葬儀という場合には航空会社との契約内容を確認すればキャンセルも簡単にできることもあるので、葬儀というときにはこのキャンセル料のことも調べておくと良いでしょう。

 

葬儀の近い海外旅行のベストな手配方法

 

通常葬儀となると海外旅行のキャンセルという問題が出てくるわけですが、

 

  • パック旅行
  • ホテルや飛行機を自分で手配する

 

という2つの海外旅行の形があったときに、パック旅行がキャンセル料の発生となります。

もし葬儀があるかもと思いつつ海外旅行を計画しているときには可能であればパック旅行で手配するのはやめたほうが良いでしょう。

 

海外旅行中に葬儀の連絡があったときには

 

新婚旅行も含めて海外旅行などをしているときに葬儀の連絡がくることもあります。

この場合、海外旅行を早くきり上げて帰国してお通夜や葬儀に参列するべきか悩むところではないでしょうか?

特に新婚旅行の場合には配偶者もいるので、旅行を早くきり上げることを提案しても嫌な顔をされるかもしれません。

 

  • 家族になったので葬儀に出ることを説明する
  • また別に機会に海外旅行を仕切り直すことを提案する

 

などというように葬儀に参加してもらうようにしましょう。

 

留学や研修目的の海外旅行と葬儀

 

仕事や学業で研修、留学という目的で海外旅行といいますか、海外に渡航することもあります。

この計画の段階で、親族の葬儀が近いというような知らせが耳に入ることもあります。

話の内容からすれば

 

  • 海外旅行の直前にも葬儀となるかもしれない
  • 海外旅行の途中で葬儀となる確率も高い

 

というようになるということですが、この場合は海外旅行と葬儀とをどう考えるべきでしょうか?

研修や留学というのもひょっとすれば人生で再び同じチャンスはないかもしれませんので、途中でやめたりキャンセルできないような状況ともなるかもしれません。

この場合にはまず亡くなって葬儀をする人と自分との関係性が必要です。

親、あるいは兄弟、祖父母といえば自分との関係性も濃いものがありますので、海外旅行をやめるという選択肢も良いかもしれません。

しかしどうしてもやめたくない海外旅行であれば親、あるいは本人と話をして海外旅行を優先すると告げるのも良いでしょう。

もし私が祖父母であればかわいい孫の活躍のためであれば葬儀など参列しなくても良いと思いますし、多くの場合そういってくれる人も多いのではないかと思います。

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