親や友人の死が近いとある特徴が出てきます。
人間が死ねばどうなるのかということは古来から宗教や哲学では大きく取り上げられてきたことですが、ある程度推測は立つことではあります。
穏やかな表情をするようになる
死を前に苦痛にゆがむ表情でベッドに横たわっているというイメージを持つ方は多いかもしれません。
たしかに一定の時間はそのような感じはあります。
しかし一面では
「何とも言えないような穏やかな表情をする」
という場面に遭遇したことはないでしょうか?
よく寺で見かける仏像もアルカイックスマイルといって何ともいえないような柔和な表情をしていますが、この表情と近いものがあるといって良いでしょう。
私の見てきた中では
- 長く病床にある
- しかし死の3日前くらいから急に苦しまなくなり柔和な表情となる
といったことは多かったです。
よく線香花火にたとえられて、死の前に一瞬元気になるときがあると言われますが、このことを指していると思います。
ろうそくのように白い顔色をする
これはいわゆる死相というように言われることがあるものです。
元気な人でも色が異常に白い人はいますが、それとはまた違います。
血色といって血の気の有無が違います。
死亡時期が近い人は、顔色はろうそくのように透き通った白色となることが多いです。
ただ色が白いというだけではなく、透き通るという点が違うようです。
私の知り合いの顔相を見る方もしばしば死亡時期が近い人を的中させますが、その判断の根拠には顔色を観察することにあると聞いています。
不思議なことに年齢は関係なく、20代といった若い人でも死亡時期の前にはやはり同様の顔色となります。
さらに病死ではなく、事故死でも同様の顔色となります。
よく潜在意識といいますが、人間の奥底の意識では自分の死を理解する部分があって、顔色が自動的に変わるというところはあるのかもしれません。
死を自覚するようになる
人間とは不思議なもので、死亡時期が近くなると自分でもそれを理解し、自覚するようになるようです。
特徴としては
- 子供や孫など残していく親族や家族の顔をしげしげと見るようになる
- 後に残る者の幸福を祈るようになる
- 草1本にも憐れみをかけるようになる
といった外的な特徴が出てきます。
不思議なもので乱暴な人格の人でもこのような特徴が出てきます。
こうして見れば人間とは生きているときには自分の利益を中心に生きていますが、そうして生きることは間違いなのかもしれません。
死亡時期が近くなれば急に人格が変わるということはよくあるので、この辺も注意しておき、最後にメッセージを逃さずに聞いておくということも良いでしょう。
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